2023年度叙任式・祝宴開催レポート

2023年11月16日に、セルリアンタワー東急ホテルにて叙任式が開催されました。厳正な審査をくぐり抜けた21名が2023年度のシュヴァリエ（騎士）として迎えられました。また、4名がオフィシエ（将校）に昇進され、名誉シュヴァリエには異文化コミュニケーターとして幅広くご活躍されているマリ・クリスティーヌさんが叙任されました。叙任式は「朝霧」の間で行われました。カウベルの音色に導かれて礼装マントを身に纏った理事の入場行進で始まります。村山重信理事長から祝辞が述べられたのち、シュヴァリエ、オフィシエ、名誉シュヴァリエの順にステージに登壇し、バトンを肩に当て厳かに叙任の儀式が執り行われました。

叙任式終了後は、「ボールルーム」に移動し、芳野理事の司会進行で祝宴がスタートしました。ムーレ/交響組曲第１組曲『ロンド』のBGMとともに、騎手の青山専務理事を先頭に、理事と叙任者が入場行進です。今年は会場が広くなったこともあり、ご挨拶代わりにテーブルをぐるりと周り、賑やかに、愉しい祝福のマーチとなりました。叙任者がステージに登壇すると、村山理事長のご挨拶で祝宴の幕が開けました。その後、お一人づつ紹介が行われ、シュバリエ叙任者を代表して、梅原信行さんよりスピーチがありました。続いて、名誉シュバリエのマリ・クリスティーヌさんのからご挨拶がありました。乾杯はオフィシエに昇進された井門憲俊さんのご発声で、シャンパーニュグラスを高らかに合わせてお食事がスタートしました。

会場を提供いただいたセルリアンタワー東急ホテルの福田順彦総料理長も今年シュヴァリエに叙任され、チーズを愛するお仲間としてお迎えいたしました。お料理は武智大輔料理長から「一皿一皿にチーズを取り入れた自信の料理ですのでご期待ください」とご説明をいただき、秋の食材をふんだんに取り入れた贅沢なフランス料理の数々を堪能いたしました。メイン料理は会場内でカッティングサービスがあり、シェフ達が目の前で仕上げる出来立ての牛肉ラグーには、グリュイエールチーズをたっぷり加えたポテトピューレが添えられていて、美味しいお料理と最高の状態で楽しんでもらいたいという福田総料理長のお気持ちが伝わってきました。